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終活を考える

こんにちは。葬祭スタッフのK・Oです。

今回は『終活』というキーワードについてご紹介させていただきます。

最近テレビや本でよく目にする『終活』ですが、

主にご本人様がご自分の最期に備えていろいろな準備をするもののことです。

具体的には

〇『生前準備』

遺言・エンディングノートをつくる

どのような葬儀にしたいか、また財産分与や遺産相続などの方法を事前に親族・代理人などに伝えておく。

意思表示ができないような障害を負ったり認知症の症状が出ると手遅れになることもあります。その前に準備しておくことが大切です。

また相続税など後々面倒になりがちな事柄に対しての対応もスムーズなります。弁護士などに相談・依頼するのも1つの手です。

〇『生前整理』

お体が動ける間に、身の回りの品・物件などの整理を行う。これにはデジカメ内の写真やインターネット上の貨幣などデジタル財産も含まれます。

また形あるものだけでなくご友人やご親戚など人間関係の整理や借金などの清算・見直しも必要です。

〇『介護・最期を看取ってくれる方の確認』

人によって最期の場所・看取ってくれる方はそれぞれ違います。

老人ホームに入居したり。ご自宅で介護をしてもらったりなどご自分の希望と周りの家族の意思を改めて確認する必要があります。

最近では不自然な延命行為は希望しない方も増えています。ご自分の意思表示をしっかりと行い孤独死や無縁死は避けたいものです。

〇『葬儀』

ご自分の葬儀はどのような形で行いたいかをご家族に伝える。また葬儀にはどのような種類があるか知っておくことも大切です。

最近では経済的な事情や核家族化の影響もありご家族やごく親しい方たちのみで行う家族葬など葬儀もスケールダウンしてきています。

生前にご家族皆様で話し合うのも1つの手です。菩提寺があれば寺院様とお話するのもいいでしょう。

〇『埋葬』

最期にお骨になったご自身をどのように祀って欲しいかをご家族に伝える。

一般的にはお寺もしくは共同墓地などに埋葬という形になりますが、

最近では樹木の下に合祀で埋葬する自然葬や海洋散骨・お骨を石に加工するなど様々な埋葬方式があります。

〇『記録』

ご自身が生きた記録・足跡をまとめる。

最近では自費出版で本にする方も多いです。最後にご家族の方が見返して楽しんでもらえるような記録を残しておきたいものです。


この他にも遺影のお写真を事前に用意したりなど簡単にできることもあります。

葬儀に関しては事前に私どもが相談にのりますのでお気軽にお電話ください。


長文にお付き合いくださり誠にありがとうございました。

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