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お墓参りの時期・作法

こんにちは。葬祭スタッフのK・Oです。


皆さんはお墓参りする時期や用意すべきもの、作法をご存知でしょうか?

今回はお墓参りに関する事柄についてお話しさせていただこうと思います。


一般的にお墓参りする時期は5通りあります。

①お盆(8月13日もしくはその前)

②お彼岸(主に春分の日・秋分の日)

③年末

④命日

⑤月命日(毎月のお亡くなりになられた日にち)

5通りと言っても計年16回にもなります。

ですのでお盆とお彼岸は優先度が高いものの後はお気持ちとご家庭のご都合により

時期を決めてもいいでしょう。

お坊さんいわくいつでも思い立った時、都合がいい時にお墓参りしていただいてかまいせんとお話もありました。

次にお墓参りするべき時間ですがこちらは午前中がもっとも良いとされています。

これは大事な要件を後回しにしないということと夕方から夜にかかると逢魔が時といい

よくないものがよりつくとされているからでそうです。

しかし地域によっては夜にお墓参りしたり、

仏教の教えでは本来は幽霊というものは存在しないこととなっていたり、

そこまでこだわる必要もないみたいですね。

天候やご自分の都合がいい時にお墓参りに向かうのがいいでしょうね。


そして次にお墓参りに際のお作法です。

まず用意するものですが

①お供え物

生前好きだったくだもの、お菓子、飲み物など

②掃除道具

スポンジ、たわし、ぞうきん、歯ブラシ、シャベル、 鎌、植木ばさみ、ザル、ゴミ袋、など

③仏具など

数珠・生花・線香・ローソク・マッチ

バケツやほうき、ちりとり、ひしゃくなどはお寺でお借りすることができると思います。

こちらのものをお借りする際は他の参拝される方も使いますので丁寧に扱いマナーを守りましょう。


お作法とお墓参りの手順は

①手を洗い清める

② 手桶に水を汲んでお墓に向かう

③ お墓の前で一礼し、お墓の周りや墓石を掃除する

墓石の周りの雑草やごみを片付け、花立やなどを掃除してから

墓石を水でしっかりと磨きましょう。

④ 線香やお供え物を供え、拝礼する

この際、食物・飲物については動物に荒らされる原因になるためお持ち帰りになるか、

お寺に確認するようにしましょう。


いろいろお話させていただきましたが言うまでもなくお墓参りに1番必要なのは皆様方のお気持ちです。

マナーや作法よりもご先祖様にしっかりと顔向けできるように日々を過ごし、

故人によろこんでいただけるようにしたいものです。


長文にお付き合いくださり誠にありがとうございました。

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