季節毎の行事
お盆
一般的に「お盆」と呼びますが、正式には『盂蘭盆会(うらぼんえ)』(Ullambana(ウランバナ))といい、齊明天皇の三年(西暦663年)に修法された事から始まったとされています。
「お盆」の習わしは、各々の地域の風習・宗派によって多少異なりますが、一般的にはご先祖や故人の霊が帰ってくると考えられています。
お盆は、家族や親戚が集まり、ご先祖や故人の霊を迎え感謝供養する行事として行われています。
時期としては、旧暦の7月15日を「盂蘭盆会」として、先祖を13日に迎え、16日の夕方に送りを行う地域が多いようです。(旧暦7月を新暦の8に置き換えて行う地域と、東京の一部のように、旧暦7月をそのまま新暦7月に行う地域があります。)
伊東市内では、仏壇又は精霊棚に先祖の霊を迎える準備として、仏壇・精霊壇に竹で枠を作り、ほおずきや柿、栗、みそはぎを飾り、壇の横には盆提灯を飾ります。
また、真菰(おがら)の幹を適当な長さに切って足にしたナスで作った牛と、きゅうりで作った馬も飾っておきます。
これは先祖を馬で速く迎え牛でゆっくりと送るという故事から来ています。
壇上には、真菰(まこも)で織った茣蓙(ござ)を敷き、蓮の葉に載せた供え物(かぼちゃの煮物、ナスやトマトなどを刻んだもの)、その他、菓子・野菜・果物を供え、団子やご飯、そうめんなどを供えます。
精霊棚(盆棚)のつくり方は地域によって異なりますが、精霊棚(盆棚)を設けるのが難しい場合は、仏壇の前に小さな机を置いてお供え物を置きます。
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故人が亡くなって四十九日の後、初めて迎えるお盆を新盆といい、「にいぼん・しんぼん・はつぼん」などと呼びます。
四十九日の忌明けより前にお盆を迎えた時は、その年でなく翌年のお盆が新盆となります。
新盆は故人の霊が初めて帰ってくるという考えから、自宅に家族や親戚のほか故人と親しかった方々を招いて普段のお盆より特に丁寧に供養を営みます。
菩提寺のご住職に来て頂き、お経をあげてもらう場合も多いです。
また、新盆は知人が突然おまいりに来る事もあるので、その準備も考えておきましょう。
新盆には、普通の絵柄の入った盆提灯のほかに、白い新盆用の提灯を飾ります。
この白提灯を飾るのは新盆の時だけで、お盆が終わったら燃やして処分します。
精霊流しは、お盆のお供え物をのせた精霊舟に火を灯して海や川に流す行事で、旧伊東市内では8月末日に観光会館別館で行われます。
お彼岸
「お彼岸」はサンスクリット語の「波羅密多」から来たものといわれ、煩悩と迷いの世界である【此岸(しがん)】にある者が、「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の修行をする事で「悟りの世界」すなわち【「彼岸」(ひがん)】の境地へ到達する事が出来るというものです。
太陽が真東から上がって、真西に沈み昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を「彼岸」と呼び、

と呼びます。
この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行く事が出来ると考えられていたのです。
- お仏壇・仏具の掃除
- お墓参り・お墓の掃除
- 供花や果物・菓子・精進料理をお供えする
※お墓参りをする時は、事前にお寺様又は霊園の管理事務所等に卒塔婆をお願いしておきましょう。
(宗派によっては不用な場合もあります)
お寺で故人の供養をすると同時に「六波羅密」の教えを会得する大事な行事です。
他の仏教国にはあまり見られない行事ですが、古来の民俗信仰とも深く結びついた「盂蘭盆会」や「施餓鬼会」と共に仏教の年中行事の中でも最も盛んに行われています。
お墓参り
お墓は家族全員でお守りしていくべきものなので、お墓参りはご家族みんなで出かけましょう。
両親がご先祖様を祀る姿は後の世代に受け継がれる事でしょう。
- お線香
- ろうそく
- マッチ(ライター)
- お花(最近では四季折々のお花をお供えする方が多いです)
- お供物(お菓子や果物、故人が好きだった物)
お墓参りに行ったらまずお墓の清掃をしましょう。
雑草が生えていたりゴミが散らばっていたりしては仏様に申し訳がありません。
- 墓石は水をかけて、タワシで洗い流します。
- 水鉢や花立、香立てはゴミがつまりやすので丁寧に洗います。
- 墓石の彫刻部分は、歯ブラシで細かい汚れを落とします。
- 洗い流したら、タオル等で水気を拭きとります。
- お菓子や果物は直接置かず、二つ折りした半紙の上に置きます。
- 水鉢にはきれいな水を入れます。
- 花立てには供花の茎を短めに切って供えます。(お花が風にあおられて倒れないようにする為)



























