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弔辞・挨拶文例集

弔辞のポイント

弔辞のポイントのイメージ

葬儀の際や告別式の初めに、故人の霊前に立って死をいたみ、お別れの言葉を述べるのが弔辞です。
これらの弔辞・追悼の辞は最も難しいものとされていて、多くは予め巻紙か奉書紙に書いて霊前で読み上げるのが普通です。
霊前に捧げた後は故人の家に保存されるものですから、薄墨で丁寧に書き上包みして、表に「弔辞」と記します。
心から死を悼む心情あふれた弔辞は、参列者に深い感銘を与え式場のしめやかなムードを一段と厳粛にするものです。
従って弔辞の内容も、またそれを読む人の態度にも式場に相応しいものが望まれるので、美辞麗句を並べるより故人にしみじみと語りかけるものがこれを読む人の真心を表わしているといえます。
弔辞は遺族からの依頼があって読むものですが、どうしても故人を偲んで弔辞を述べたい場合は、なるべく早く申し出て了解を得る事で依頼がない場合でも弔辞を述べる事が出来ます。

弔辞の書き方

弔辞は前もって書いておくものですが、悲しみの感情をそのまま述べるということは大変難しい事です。
従ってある程度冷静になって自分の感情を整理し、故人の人柄・業績などを浮き彫りにして語り、なるべく具体的なエピソードを交えるとよいでしょう。
故人が目上の人なら「○○先生(あるいは○○部長)のご霊前に謹んで申し上げます」というように、また、故人が友人や年下の場合は「○○さん」といった呼びかけ言葉で始めます。

書き方のポイント 1故人と自分との関係にふれ、思い出など述べる。 2生前の仕事、長所などをあげてたたえる。 3社会的に功績のあった人はそれを述べ、若くして亡くなった場合など、いかに有能で前途有為であったことを惜しむ。 4遺族の人々を慰め、はげます言葉を書く。 5安らかに眠ってください。 という意味の霊に告げる言葉で結ぶ。

心がこもっていなければ良い弔辞とはいえませんが、厳粛な儀式の中で読み上げるものだけにある程度の慣用句・類句を使う事も必要です。

弔辞の読み方と供え方

弔辞の読み方と供え方のイメージ

弔辞を読む時は、司会者の紹介によって霊前に進み、遺族席・世話役の席へ一礼をした後に遺影に一礼をしてから、弔辞の上包みを開きます。
上包みは卓上に置くか、適当な所がなければポケットに入れても左手に持ったままでもよく、肩の高さに持って朗読します。
読み終えたら元のように包み、表書きの文字を祭壇に向くように供え、再び遺影・遺族席・世話役の席に一礼して席に戻ります。
落ち着いた態度で静かにしんみりと読み上げるのですが、列席者に聞こえる事と、棒読みにしないで自然の感情にしたがって高低をつけるのが望ましいです。
しかし、ある程度の感情の高揚はやむをえないとしても、芝居がかった声や形式的美辞麗句は感心出来ません。
仏式葬儀の弔辞は直接故人に、神式・キリスト教式では故人の霊に向かって語りかけるような形にします。